正三角形の面積

中学生向け

中学生なら 三平方の定理を,高校生なら 三角比の応用 を用いるのが一般的でしょうか。

ここでは,三平方の定理を利用した解法 と

    三角比の応用 から導かれる公式 

を紹介します。

解法 1 三平方の定理を利用

正三角形から,図のように直角三角形を見出すことができます。

内角が \(60^\circ\),\(30^\circ\) の特殊な直角三角形だから,

\(1 : 2 : \sqrt3\) の比を利用して

\(1 : 2 : \sqrt3 = 3 : 6 : (高さ h)\) , \(h=3\sqrt3\) となり

面積 \(S=\frac{1}{2}\times6\times3\sqrt3=9\sqrt3\)

となります。

解法 2 公式!

解法 1 や 高校数学で学習する 三角比の応用 から 正三角形の面積 の公式を導出できます。

公式を使うと

(面積) \( S=\frac{\sqrt3}{4}\times6^2=9\sqrt3\)

この公式を一般化すると

\(1\) 辺が \(a\) の正三角形の面積 \(S\) は

\(S=\frac{\sqrt3}{4}a^2\)

となります。

時短テクニックとしてご活用ください!

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